東福寺の紅葉

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先週(11/23)、東福寺に紅葉狩りに行ってきました。
人混みを覚悟して見に行くだけの価値があるすばらしい紅葉でした。
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最近、東福寺が紅葉の名所と聞いたので、さっそくググってみたところ、通天橋から見下ろす景色は眼下に紅葉が広がる絶景だということでした。しかも、11月末から12月初めが一番の見頃らしく、思わず「今でしょ」と心の中でつぶやき、そのまま思い立った勢いで、人混みを覚悟して出かけました。

最寄り駅はJR奈良線の東福寺駅なので、大阪から行けば京都駅で奈良線に乗り換えて次の駅です。京都駅の奈良線ホームまでたどり着くと、そこは人で溢れかえっていました。人混みは、ここから始まっており、東福寺駅の改札を出るまで通勤時のような状態でした。
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東福寺は東福寺駅から600mですから、普段なら徒歩10分以内の距離でしょう。最初こそ順調でしたが、途中から混雑しはじめて、下の写真のような「初詣」状態になりました。しばらく止まったままで、時折、前に進むという感じです。係の人の話では1時間待だということでした。

うんざりするような時間ですが、諦めて行儀よく並んでいると、意外にも15分~20分くらいで入り口に到着しました。いつもであれば10分待つのも嫌な方なのですが、初めに1時間と聞いていたので、あまり苦になりませんでした。

ここが通天橋の入り口です。通天橋は、東福寺内を流れる川に架けられた屋根付きの橋で、ここから左手に延びています。20141129tofukuji-2

通天橋から見下ろす紅葉は、左右の広がりと奥行きのある紅葉で、なかなかの絶景です。残念ながらスマホではこの広がりを写真に収めることはできません。
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通天橋の下を流れている川の川縁まで降りることができます。通天橋から見下ろしている紅葉と同じものなのですが、ここから見ると全く違う趣があります。赤だけでなく黄色も鮮やかで、赤と黄と緑のコントラストが綺麗です。川縁に生えた苔とも相まって「和」の美しさを感じずにはいられません。
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東福寺の紅葉を見て最初に感じたのが、赤(紅)がとても鮮やかであるということです。ただ、しばらく見ていると、場所によって鮮やかさが相当違うなと感じるようになりました。また、色鮮やかな紅葉をカメラに収めようとすると、逆光でうまく撮影できないことがしばしばありました。

そこで、やっと気づきました。紅葉自体の鮮やかさに差があるのではなく、太陽の光の差し方で鮮やかさが違って見えているようです。太陽が正面にあるときや、太陽が横方向にある場合には、紅葉がとても色鮮やかに見えるのですが、太陽を背にするとそれほど鮮やかには見えません。紅葉を通って太陽の光が届くような方向から見たときにだけ、色鮮やかに見えるということのようです。

そうすると、紅葉狩りは晴れた日に限るということになりそうです。また、山を背にしている紅葉よりも、背後が開けている紅葉を見る方が綺麗にみえることになりそうです。

紅葉狩りの後に東福寺内を散策してみると、圧倒されるような巨大な門がありました。20141129tofukuji-5

恥ずかしながら、私は東福寺のことを全く知りませんでした。今回は、紅葉狩りの名所として訪れただけで、最寄り駅の名前になっているのだから、それなりに有名なお寺かもしれないというくらいの認識でした。しかし、この立派な門を見れば、それが全く見当外れであることは明らかでした。

この門は、応永32年(1425年)に足利義持が再建した「三門」で、現存する禅寺の三門としては日本最古のもので国宝に指定されているようです。正面の柱間が5つ、うち中央3間が通路になっている2階建ての門であり、「五間三戸二重門」と呼ぶそうです(Wikipedia)。

東福寺内には「京の五閣」と呼ばれる重要文化財の「常楽庵」もあったようですが、知らなかったので見ないで帰ってきてしまいました。

最後に「東福寺」について商標登録が行われているのかをIPDLで調べてみました。「東福寺」が含まれている商標は見つからず、「東福寺」を含む権利者名も見つかりませんでした。東福寺の場合、商標登録は行っていないようです。商標登録ホットラインでは、お寺の住職から商標登録の依頼を受けることもあります。お寺の活動は、本来営利を目的とするものではありませんが、国や地方公共団体なども商標登録を行っていることからもわかると通り、お寺が商標登録と無関係というわけではありません。次回は、寺社による商標登録について調べてご紹介しようと思います。

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