FLOW
手続きの流れ
商標登録までの手続きの流れ
商標登録手続の流れと期間について、出願前と出願後に分けてご説明します。
1. 出願前の手続き
商標登録出願前の手続は、商標登録出願のための準備手続です。
この準備手続は、電話、メール又はFAXを用いて、弊所がお客様と連絡を取りながら進めます。まず、お客様のご希望を詳細に伺った上で、登録すべき商標と、出願時に指定する商品又はサービスを特定します。次に、この範囲について商標調査を行います。この調査結果を踏まえて、出願する商標と指定する商品又はサービスを最終的に決定します。その後、出願書類を作成し、特許庁への出願手続きを行います。
お申込みから商標登録出願が完了するまでの期間は約1週間です。
ただし、商標調査を行わない場合であれば、当日中の出願も可能です。
2. 出願後の手続き
商標登録出願後の手続は、特許庁における審査手続です。
特許庁における審査期間は6~9ヶ月です。
つまり、商標登録出願を行ってから6~9ヶ月程度が経過すれば、最初の審査結果が通知されます。 審査結果は代理人である弊所に通知されますので、 弊所は、お客様とご連絡を取りながら、この通知への対応を行います。
なお、特許庁での審査期間は、早期審査の申請を行うことにより、大幅に短縮することができます。
2020年の平均審査待ち期間 10.2ヶ月
2021年の平均審査待ち期間 8.6ヶ月
(特許行政年次報告書)
2022年10月時点で6~9ヶ月です。
早期審査制度
早期審査制度を利用すれば、審査の順番待ちの行列を一気に飛び越え、優先的に審査を受けることができます。その結果、通常は6~9カ月程度の審査期間が1~2ヶ月に短縮されます。なお、2015年は平均4カ月程度でしたが、その後、審査期間が長くなってきており、2022年10月の時点で6~9カ月程度であると推測されます。今後、さらに長くなる可能性があります。
※出願の完了後、迅速に早期審査の申請手続を行う必要があります。
早期審査を受けるためには、出願手続き以外に早期審査の申請手続きを行う必要があります。
また、早期審査の申請が認められるためには一定の条件を満たしている必要があります。
※一例として最も一般的なケースを示しています。
2021年の平均審査待ち期間 2.1ヶ月
(特許行政年次報告書)